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2013年03月23日

上御霊神社のアヤメ

 祭神として崇道天皇(早良親王)、井上内親王、他戸親王等、十三柱の神霊を祀る。
 早良親王(サワラ)と言えば、京の東北鬼門に当たる上高野に崇道神社がある。 桓武天皇は奈良の都を捨てて、長岡の地に都を遷したが、長岡で桓武天皇の寵臣であった藤原種継が殺された。犯人は大伴継人と竹良等であったが、その背後に早良親王があり、これを責められて乙訓寺に幽閉された後、淡路に流罪となり、途中の船の中で死んだとされる。この後、早良親王の怨霊は様々な祟りを起こす。この為、桓武天皇は長岡から京へ都を遷し、早良親王に崇道天皇という名を贈り(謚:オクリナ)、鎮魂を行う。
 主祭神は早良親王であるが、この他にも井上内親王、他戸親王が祭られている。策略家・藤原百川の陰謀によってこの二人は亡き者とされ、山部親王即ち桓武天皇が皇太子とされた。この為に井上内親王、他戸親王は早良親王と並んで桓武朝廷を悩ます三大怨霊となった。
 昔は下御霊神社も並んであったが、豊臣秀吉による都市整備の際に南に移された。
 下御霊神社の隣があの革堂である。もう少し下る(南へ行く)と梶井基次郎の「檸檬」に出てくる八百屋(くだもの屋)がある。 この通り(寺町通り)には、名前の通りお寺が多い。廬山寺、阿弥陀寺、天寧寺・・、御所も東側がこの通りに面している。
 上御霊神社では、毎月18日に「さえずり市」と称して境内にてフリーマーケットが催される。普段は静かな境内もこの日だけはにぎやかである。
 境内の南側にアヤメが群生していて、4月にいっせいに花を咲かせる。4月の中旬から下旬頃が見頃となる。
 今年(2010年)は少し遅かったのか、5月8日に偶然花時に出くわしました。

 〒602-0896京都府京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊竪町495  
タグ :洛中アヤメ


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園