さぽろぐ

旅行・温泉・観光  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


インフォメーション


QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 30人
プロフィール
koyuki
koyuki

スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2013年05月26日

北野さん

 菅原道真公を祭り、九州の大宰府天満宮とともに天神さんの総社として信仰を集めている。平安時代の延喜三(903)年、右大臣だった道真が大宰府に左遷されたのちに亡くなってから、京都では相次いで災害や疫病が流行した。人々は道真のたたりと恐れ、怨霊を鎮めるために創建したのが始まりである。
 親戚の家が近くにあるので、25日の縁日や正月に行くことがあるが、参道に露店がたくさん並び参詣の人も多い。

 道真は宇多天皇にその才能を見出されて、異例の出世を遂げ、右大臣にまでなった。しかし、これに危機感を抱いた藤原基経の息子の左大臣時平が宇多天皇が上皇となり醍醐天皇が位を引き継いだ後、醍醐天皇に巧みに取り入って、これを陥れた。無実の罪で道真は突然、大宰府に左遷される。
 醍醐天皇を廃し、道真の娘をきさきとする斉世(トキヨ)親王を擁立しようとしたという理由であった。道真は幼い息子だけをつれて、大宰府に向かう。
 大宰府での道真は、宿舎に閉じこもる日々を送り、健康状態も急速に悪化し延喜三(903)年、淋しく大宰府の地で亡くなった。
 延喜二三年、醍醐天皇の皇太子保明(ヤスアキラ)親王が二一歳で急死、道真の怨霊のなすところという噂がひろまる。
 醍醐天皇はただちに道真に正二位を贈り、左遷の詔書を破棄させたが、そのかいもなく二年後に、保明親王と時平の娘とのあいだに生まれた幼少の皇太子が亡くなる。それから五年後に、今度は宮中の清涼殿を雷が直撃し、大納言をはじめ数人の死傷者が出た。前後して時平が三十九歳の若さで急死、醍醐天皇は恐怖のあまり発病し、それから三ヵ月後に譲位して没する。道真の怨霊を恐れた人々は、北野の地に道真の御霊を祭る。 これが北野天神のおこりである。
 迷信だと今の人は笑うかもしれないが、当時は本気で怨霊が信じられていた。これは道真に始まったことではなく、オオクニヌシから国を奪ったアマテラスとその子孫(天皇家)は、オオクニヌシのために大神殿(出雲大社)を建て、幽事(カクリゴト)の神という幽界での支配権を認めた。
 その伝統に則って、平安朝の人々は菅原道真にまず高い官位(最終的に正一位太政大臣)を贈り、ついで天神という称号を与えて大神殿(北野天満)を建立したというのである。
 最近読んだ「逆説の日本史 井沢著」で、この辺りの詳しいことを改めて知った。 源氏物語や伊勢物語、また太平記も、この怨霊信仰が書かせたものとされている。
 東風吹かば にほひおこせよ 
   梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ

 あの有名な道真公の歌を思い出した。 この日は天気のいい暖かい日だったので、紅梅もところどころで蕾に混じってほころび始めていた。もうすぐ春がそこまで来ているかと錯覚したが、京都では例年なら、まだこれから何度か雪が降るはずである。
 北野天満には境内に二千本の梅が植えられている。
 梅花祭は二月二十五日に梅をこよなく愛した道真を偲んで例年行われる。この日には近くの上七軒の芸舞妓さん達が、野点の茶会に華を添える。
 写真の紅梅は東門を入った長五郎餅を売る店先に咲いていたのを撮った。 この写真では見えにくいですが、その脇には南天の赤い実が成っていた。
 まだ早いがもう少しすると楼門までの参道脇にある梅林が開園され、梅を見ながら梅茶などを飲むことができる。
 先ほど紹介した怨霊信仰とは関係なく、学問に長けていた菅原道真公にあやかろうと、多くの受験生がこのシーズンは参拝に訪れる。 「合格祈願」とかかれた絵馬に志望校などを筆で書いて参拝する受験生とその家族が並んでいた。

 〒602-8386 京都府京都市上京区馬喰町



style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-5096969989628870"
data-ad-slot="5537535783"
data-ad-format="auto">


  
タグ :洛中


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園

2013年05月25日

伏見の名水ラーメン!?

 伏見でラーメンと言えば、ここ大黒か駅ガード下の大中? 最近ではラーメン荘というのもできたが。 ここ大黒は井戸から汲み出した伏見の名水を使用しているらしい。(御香宮から湧き出る水と同じ水源) そのスープは、鶏ガラ豚骨醤油味だ。 麺は細めのストレート。安いというのもいい。(470円、サービス券を使うとさらに100円引き)  

Posted by koyuki at 07:00Comments(0)麺類

2013年05月19日

三室戸寺の大山レンゲ

 約1200年前に光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩渕より出現された先手観世音菩薩を本尊として創建された。
 開創以来、天皇・貴族の崇敬を集める。 宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されている。
 左の写真は本堂前の蓮の池がある庭。 7月には蓮の花が満開になる。
 本堂へ至るまでの参道脇には五千坪の大庭園があり、5月にはツツジ(2万株)、6月にはアジサイ(1万株)が満開になる。
本堂の東には鐘楼、三重塔がある。
 この日、三重塔の手前で大山レンゲが咲いているのを見ることができた。 その蕾は小さな白桃のようであった。
 本堂の背後には室町時代の十八神社社殿がある。
 寺の名のゆらいは「光仁」「花山」「白河」の三帝の離宮となったので「御」の字を「三」に改め、「三室戸寺」と呼ぶようになったといわれている。
 鐘楼の脇に浮舟(源氏物語宇治十帳の主人公)の墓がある。
 ここから宇治へは歩いて1.5km程あるが、駅からバスも出ている。花時(5月から7月)であれば、宇治の散策のついでに寄られることをお薦めする。
 蓮の花を見るなら午前中がいい。 6月中旬、アジサイが満開になる頃にはライトアップもされるらしい。 寺の前には大きな駐車場もある。
 
 〒611-0013 京都府宇治市莵道滋賀谷21  


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園

2013年05月18日

町田でロックンロール!?

 町田の69’N’ロールOneというラーメン店で食べてきました。 一杯目は、2号ラーメン(醤油)に味玉をトッピング。(写真1目) 醤油の風味と鶏出汁の旨みが効いた出汁に、ストレートの細麺、具は豚&鶏チャーシューと穂先メンマ、ネギ。美味しかった。
 店の雰囲気は、名前のようにロックンロールが流れているわけではなく、黒を基調にした落ち着いた感じ。リーゼントの店主の真っ赤なシャツには69’N’ロールOneの文字が刺繍されていた。

 写真2枚目は、別の日に食べた限定の「昔ながらの」ラーメン。こっちも美味しかった。 次は塩かな。つけ麺もあるらしいが。  

Posted by koyuki at 07:00Comments(0)麺類

2013年05月12日

勧修寺の睡蓮

 醍醐天皇により創建された門跡寺院。
 庭園は「勧修寺氷室園」と呼ばれ、「氷室の池」を中心に造園され、周囲の山を借景とした「池泉庭園」である。
 平安時代には、毎年一月二日にこの池に張る氷を宮中に献上し、その氷の厚さによってその年の五穀豊凶を占ったと云われる。
 書院の前庭にある灯籠は水戸光圀公の寄進で「勧修寺型灯籠」と云う。
 蓮の名所としても知られる。
 氷室の池一面に蓮の花が咲く。 睡蓮も咲いていたが、近年は蓮が蔓延りすぎて、睡蓮はその下敷きになり少なくなってしまったと言うことである。
 私は睡蓮を目当てに訪れたが、確かに睡蓮は蓮に押されて数が少なくなっていた。残念ながら蓮も満開の時を終えていた。機会があれば花時に訪れて、氷室の池一面に咲き誇る蓮の花を見てみたいと思った。
 この「京都の庭園」で紹介し残した庭園も残り少なくなってきました。そう言えば山科の寺院(庭園)は未だだったと思い立って小野へ来てみたが、地下鉄東西線が出来てからは、随分と市内からの交通の便はよくなっていた。 この日はこの後、小野駅を挟んで反対側にある随心院、そして少し足を伸ばして醍醐寺へも寄ったので、近々紹介する予定です。

 〒607-8226京都府京都市山科区勧修寺仁王堂町27−6  


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園

2013年05月11日

土佐山田でパスタ

 土佐山田の「リストランテ クアットロ スタジオ-二」で久しぶりにランチを食べた。 この日のパスタは竹の子と豚のパスタ?(名前は忘れました: 写真) ニンニクが効いていて、竹の子の歯ごたえがアクセントになって美味しかった。  

Posted by koyuki at 07:00Comments(0)麺類

2013年05月05日

招善寺のハクモクレン

 今年も招善寺のハクモクレンが春の訪れを知らせてくれている。
 市民に親しまれ後世に伝える価値のある木として2003年に金戒光明寺のクロマツ等と共に、この寺のハクモクレンの木が「保存樹」に指定された。市は保存樹の維持管理に対し、病虫害や病気の治療等の費用を助成している。
 住職は言う「この寺は320年程前に建てられました。このモクレンは樹齢400年くらいです。」 「じゃあ、モクレンの方が古いんですね」 「そうです。ここは御土居があった所で、この寺はその上に建っているようなものです。この裏のマキの樹とこのモクレンは、その前からあったことになります。」
 確かに、この寺の近くに御土居の史跡が残されている。1591年に秀吉が、長い戦乱のために荒れていた京都に都市計画を行ったとき、外敵の来襲に備えて、その防塁として築いた土塁が御土居である。京都に丹波口、鞍馬口などと言う地名が今も残っているが、これはその時の出入り口である。樹齢400年ということは、単純に計算して、それより前からこの地に生えていたことになる。
 「しかし、もう寿命なのか、昨年は一つ大きな枝が折れました。中は空洞になってました。手前の枝も叩いたらわかりますが、空洞です。それでもあんなに花を咲かせています。えらいもんです。」
 人も樹も寿命があるということか。この春をかぎりと咲いているのかと思うとまた違った美しさが伝わってくる。

 〒603-8443京都府京都市北区紫竹西野山町34  


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園

2013年05月04日

大河のとりまい

 久しぶりで伏見を歩いたとき、大河うどん で、大将オススメの「とりまいとろろわさびしょうゆ」うどんを食べた。 カレーうどんも食べてみたかったが、この日は良いお天気だったので、冷やしうどんを注文した。
 とりまいとは、鶏天と舞茸天がトッピングされて、そこにとろろがかけられている。(写真)これに醤油をかけて食べる。天ぷらも美味しかったが、うどんを氷水でしめてあって美味しかった。 次回はカレーうどんを。  

Posted by koyuki at 07:00Comments(0)麺類