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2013年11月24日

常照寺の庭

 1616年に本阿弥光悦の土地寄進とその子、光瑳の発願によって、日蓮宗中興の祖と敬迎される寂照院日乾上人を招じて開創された鷹峰壇林(学寮)の旧跡である。
 都の六条三筋町の廓に、天下の名妓として一世を風靡しその才色兼備を謳われた島原の二代目吉野太夫が寄進した朱塗りの赤門、茶室遺芳庵がある。
 毎年4月の第3日曜(桜の頃)には、名妓慰霊のため島原の太夫道中による墓参、供茶法要(吉野太夫花供養)が行われ、境内随所に野点茶席が設けられて京の名物行事となっている。
 吉野は和歌、連歌、俳句、書、茶湯、香道、音曲、囲碁と諸芸に秀で、その美貌は唐の国にまで知れたという。夫の豪商灰屋も文学、趣味の豊かな粋人で二人のロマンスは後生演劇、歌舞伎に戯曲化されて有名である。
 境内も茶室遺芳庵も山の深い緑に囲まれている。 4月の桜の頃以外は静かなところである。  近くには光悦寺、源光庵がある。

 〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1  
タグ :洛北


Posted by koyuki at 07:00Comments(0)京都の庭園