2014年01月26日
八坂さん
素戔嗚尊(スサノオノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメミコト)及びその御子八柱神を祭神とする。
明治以後、八坂社と称し、古くは祇園社と呼ばれ、一般に「祇園さん、八坂さん」の名で親しまれ、全国祇園社の根本神社である。 876年僧円如が牛頭天王(コズテンノウ)を迎えたのが起こりと云われ、牛頭天王が素戔嗚尊になって現れたといわれる疫病除けの神である。疫病流行に際し、京都の人々はこの神を祭って疫神をはらおうとした。この祭りが祇園祭りであり、平安時代中期から山鉾巡行が行われ、幾多の変遷の後、現在の毎年七月祇園祭(祇園会)が祭礼として盛大に行われるようになった。
本殿は平安時代の初め藤原基経がこの地に観慶寺感神院を建て寺内に本殿を設けたのが始まりといわれる。現本殿(重要文化財)は1654年の再建であるが、平安時代末期の様式を伝え、祇園造として知られる。
東山通に面する楼門(写真1枚目)は西門で室町時代の建物(重要文化財)である。
また、毎年大晦日から元旦未明にかけて行われる「おけらまいり」も有名で多数の市民や観光客で賑わう。
〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側625
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