2014年04月29日
2014年04月27日
銀閣寺
銀閣寺は臨済宗相国寺派に属する禅寺で、建立は1482年室町幕府八代将軍足利義政公による。
義政公は、祖父にあたる三代将軍足利義満公の北山殿金閣(鹿苑寺)にならい、隠栖生活を過ごすため、山荘東山殿を造営。 この東山殿が銀閣寺の発祥である。銀閣寺は俗称であり、正しくは慈照寺。義政公の法号慈照院にちなみ、後にこう命名された。
東山殿は、義政公を中心に形成された東山文化の発祥地であり、日本人の近世的生活文化の発端をなしている。今もなお、銀閣寺には東山文化と禅宗文化の結合をみることができる。 - 銀閣寺のしおりより
秋は銀閣寺から哲学の道を通って、法然院・安楽寺・若王子神社・永観堂・南禅寺までが紅葉の名所となる。この頃は観光客も多い。
〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
義政公は、祖父にあたる三代将軍足利義満公の北山殿金閣(鹿苑寺)にならい、隠栖生活を過ごすため、山荘東山殿を造営。 この東山殿が銀閣寺の発祥である。銀閣寺は俗称であり、正しくは慈照寺。義政公の法号慈照院にちなみ、後にこう命名された。
東山殿は、義政公を中心に形成された東山文化の発祥地であり、日本人の近世的生活文化の発端をなしている。今もなお、銀閣寺には東山文化と禅宗文化の結合をみることができる。 - 銀閣寺のしおりより
秋は銀閣寺から哲学の道を通って、法然院・安楽寺・若王子神社・永観堂・南禅寺までが紅葉の名所となる。この頃は観光客も多い。
〒606-8402 京都府京都市左京区銀閣寺町2
タグ :洛北
2014年04月26日
米沢牛炭火焼き特上カルビ弁当!
米沢牛炭火焼き特上カルビ弁当!だ。パッケージには「炭火でじっくり、旨さを閉じ込めた米沢牛の極み」と書かれていた。 これは語るより写真を見てもらった方がいいでしょう。柔らかくて美味しかった。1500円とちょっとお高いが、2010年には「東日本縦断東京駅弁まつり」で人気ナンバーワンに選ばれている。
2014年04月20日
金福寺
うき我をさびしがらせよ閑古鳥 芭蕉
芭蕉庵があることで知られている。 松尾芭蕉はこの寺にしばしば禅僧鉄舟を尋ねたので、芭蕉が滞在した庵が芭蕉庵と呼ばれている。
丘の上に見えている屋根が芭蕉庵である。 庭の奥には梅の花が咲いていた。 秋に訪れた時には、桔梗の花が縁先で迎えてくれた。
桔梗と言えば、大徳寺塔頭の芳春院が思い浮かぶ方がおられるかも知れないが、残念ながらあそこは近年、枯山水になってしまったので、今は桔梗を見ることはできない。 いくつかの句碑がある。西の落柿舎と並び俳人の参詣者が多い。 雨上がりのしっとりとした庭がまたいい。
耳目肺腸ここに玉巻く芭蕉庵 蕪村
芭蕉庵のこちらから見て左に京都では珍しいシャシャンボの木がある。紫陽花の咲く頃、小さな果実がなる。 そばには大きなやまももの木が茂っている。
芭蕉庵があることで知られている。 松尾芭蕉はこの寺にしばしば禅僧鉄舟を尋ねたので、芭蕉が滞在した庵が芭蕉庵と呼ばれている。
丘の上に見えている屋根が芭蕉庵である。 庭の奥には梅の花が咲いていた。 秋に訪れた時には、桔梗の花が縁先で迎えてくれた。
桔梗と言えば、大徳寺塔頭の芳春院が思い浮かぶ方がおられるかも知れないが、残念ながらあそこは近年、枯山水になってしまったので、今は桔梗を見ることはできない。 いくつかの句碑がある。西の落柿舎と並び俳人の参詣者が多い。 雨上がりのしっとりとした庭がまたいい。
耳目肺腸ここに玉巻く芭蕉庵 蕪村
芭蕉庵のこちらから見て左に京都では珍しいシャシャンボの木がある。紫陽花の咲く頃、小さな果実がなる。 そばには大きなやまももの木が茂っている。
タグ :洛東
2014年04月19日
但馬牛めし
「霜降り肉で有名な神戸牛の素牛(モトウシ)『但馬ビーフ』使用」とパッケージに書かれていた。 JR神戸駅とパッケージには書かれているが、関西空港行きの「はるか」に乗る前に京都駅の駅弁売り場で買った。ご飯の上にすき焼き風に甘辛く煮た但馬牛とごぼう、にんじん、ししとう、「但馬牛」の焼き印が入った玉子焼き。美味しく頂きました。
2014年04月13日
曼殊院
マンジュではなくマンシュと読む。 天台宗門跡寺院。開基は最澄だが、1656年に桂離宮造営の八条式部卿の御子、良尚法親王によって、現在の地に移された。学者でもあった良尚法親王の書画、詩文などが数多く残こされており、書院にて展示されている。 ここの庭は遠州好みの枯山水である。
中世以後、西麓から比叡山へ登る重要な坂であった雲母坂(きらら坂)が近くにあり、私もそこから比叡山へ登ってみたことがある。 親鸞は無動寺大乗院(修行の地)から六角堂まで百ヶ日間参篭を繰り返した。 そのとき通ったのがきらら坂であったと云われる。
ここの枯山水は、禅的なものと王朝風なものとが結合して、独特の雰囲気がある。 寺と言うより公家の別荘といった趣である。昔はこの辺りは竹藪が多かったので「竹内御殿」と呼ばれたというから、やはり別荘であった。 左手縁先にあるのが梟の手水鉢。
4月下旬から5月初旬頃に咲く霧島つつじが紅に映えてきれいだ。 同じ頃、参道もツツジがにぎやかに咲くので、拝観の時期としてはやはり春か、紅葉の綺麗な秋だろう。
〒606-8134京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
中世以後、西麓から比叡山へ登る重要な坂であった雲母坂(きらら坂)が近くにあり、私もそこから比叡山へ登ってみたことがある。 親鸞は無動寺大乗院(修行の地)から六角堂まで百ヶ日間参篭を繰り返した。 そのとき通ったのがきらら坂であったと云われる。
ここの枯山水は、禅的なものと王朝風なものとが結合して、独特の雰囲気がある。 寺と言うより公家の別荘といった趣である。昔はこの辺りは竹藪が多かったので「竹内御殿」と呼ばれたというから、やはり別荘であった。 左手縁先にあるのが梟の手水鉢。
4月下旬から5月初旬頃に咲く霧島つつじが紅に映えてきれいだ。 同じ頃、参道もツツジがにぎやかに咲くので、拝観の時期としてはやはり春か、紅葉の綺麗な秋だろう。
〒606-8134京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
タグ :洛東
2014年04月12日
厚切り牛タン弁当
東京駅の大丸東京店地下にある「かねざき」で買った厚切り牛タン弁当だ。1580円とちょっと駅弁にしては高いが、牛タンが柔らかくて美味しかった。職人が目の前で調理した、焼きたての牛たんが味わえる。 牛たん6切、麦ご飯、南蛮味噌漬け、特製ピクルス、つぼ漬けが入っていた。
2014年04月06日
退耕庵
臨済宗大本山東福寺の塔頭の一つである。1346年の創建。門を入ってすぐの右側に玉章地蔵尊(タマズサ)が祀られている祠がある。小野小町作となっており、又の名を文張り地蔵と云う。高さ3mで土で作られている。良縁を結び、悪縁を断つと云われて信仰を集めている。文とは小町への恋文であろうか。
庵というが、境内は広そうである。東福寺へ紅葉を見に来たおりなどにこの前を何度か通ったことがあり、いつも土塀の向こうにあるであろう庭を見てみたいと思っていたが、この度それが叶った。冬の特別拝観(2004年1月~3月)が開催され、公開された。
1枚目の写真は火灯窓から覗いた北庭。この左側には池泉が配され、中国の西湖を模して作られたという。初夏には睡蓮が美しく咲くらしいが、今は冬枯れていた。
本堂には足利義満の筆による額が掲げられていた。
現存する書院は1599年に安国寺恵瓊(エケイ)により再建されたものである。紅葉の名所である通天橋も恵瓊によって再建されている。
南庭側に昨夢軒という茶室がある。豊臣秀吉の滅後、関ヶ原の合戦を前にして、ここで恵瓊と石田三成、小早川、宇喜多等が徳川討伐の謀議を行ったと伝えられている。後に関ヶ原の戦いで敗れ、恵瓊と石田三成共に処刑された。
南庭は真隠庭と名付けられ、室町初期に開山性海霊見和尚の作庭。修行の地であった中国の雄大な大地、山々に思いを馳せて作られたとされる。
中国五山の第一、径山(キンザン)万寿禅寺から見た風景を模して造られた。 南庭の右側には樹齢三百年の霧島つつじがあり、毎年4月に真紅の花を見事に咲かせるという。
三成もこのつつじを見たろうか。三成という男の事が、せつないほどに解る年に自分もなってしまった。三成の墓は大徳寺にある。
庵というが、境内は広そうである。東福寺へ紅葉を見に来たおりなどにこの前を何度か通ったことがあり、いつも土塀の向こうにあるであろう庭を見てみたいと思っていたが、この度それが叶った。冬の特別拝観(2004年1月~3月)が開催され、公開された。
1枚目の写真は火灯窓から覗いた北庭。この左側には池泉が配され、中国の西湖を模して作られたという。初夏には睡蓮が美しく咲くらしいが、今は冬枯れていた。
本堂には足利義満の筆による額が掲げられていた。
現存する書院は1599年に安国寺恵瓊(エケイ)により再建されたものである。紅葉の名所である通天橋も恵瓊によって再建されている。
南庭側に昨夢軒という茶室がある。豊臣秀吉の滅後、関ヶ原の合戦を前にして、ここで恵瓊と石田三成、小早川、宇喜多等が徳川討伐の謀議を行ったと伝えられている。後に関ヶ原の戦いで敗れ、恵瓊と石田三成共に処刑された。
南庭は真隠庭と名付けられ、室町初期に開山性海霊見和尚の作庭。修行の地であった中国の雄大な大地、山々に思いを馳せて作られたとされる。
中国五山の第一、径山(キンザン)万寿禅寺から見た風景を模して造られた。 南庭の右側には樹齢三百年の霧島つつじがあり、毎年4月に真紅の花を見事に咲かせるという。
三成もこのつつじを見たろうか。三成という男の事が、せつないほどに解る年に自分もなってしまった。三成の墓は大徳寺にある。
タグ :洛東