2013年04月21日
松尾大社の八重山吹
京都最古の神社で、太古この地方一帯に住んでいた住民が、松尾山の神霊を祀って、生活守護神としたのが起源といわれる。
松尾大社は大山咋神(オオヤマクイノカミ)を主神とし、合わせて市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)を祀っている。これを祀ったのは秦忌寸都理(ハタノイミキトリ)という人だと伝えられている。秦氏は治水に長けていて、桂川を治めてこの地を豊穣の地にした。そしてこの稲作農業は、もう一つの素晴らしい産物として酒をもたらした。
松尾大社の入り口には大理石の大きな徳利が飾られ、境内にはお酒の資料館もある。資料館ではお土産に酒饅頭が売られている。
松尾大社が「お酒の神様」として親しまれるようになったのは中世の頃からと云う。
社殿は松尾造りと称せられ、松尾山を背に独特の形をして建てられている。向拝の斗組、蟇股、手挟などの優れた彫刻意匠は、中世の特色を発揮し、重要文化財に指定されている。
私の家も松尾大社の氏子であり、子供達の初参りや七五三はここで行った。初詣もここへ来ることが多い。
写真は境内を流れる川の両岸を埋め尽くすように咲き乱れる八重山吹(4月下旬)である。観光で来られるなら、山吹の咲く頃がいい。 同じ頃に神幸祭があり、桂川の西から東へ神輿を乗せた「船渡り」の神事が執り行われる。
平安遷都後、賀茂・松尾の二神は「花鬘」をもって祭られ、松尾祭りも一名「葵祭り」という。
松尾大社は大山咋神(オオヤマクイノカミ)を主神とし、合わせて市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)を祀っている。これを祀ったのは秦忌寸都理(ハタノイミキトリ)という人だと伝えられている。秦氏は治水に長けていて、桂川を治めてこの地を豊穣の地にした。そしてこの稲作農業は、もう一つの素晴らしい産物として酒をもたらした。
松尾大社の入り口には大理石の大きな徳利が飾られ、境内にはお酒の資料館もある。資料館ではお土産に酒饅頭が売られている。
松尾大社が「お酒の神様」として親しまれるようになったのは中世の頃からと云う。
社殿は松尾造りと称せられ、松尾山を背に独特の形をして建てられている。向拝の斗組、蟇股、手挟などの優れた彫刻意匠は、中世の特色を発揮し、重要文化財に指定されている。
私の家も松尾大社の氏子であり、子供達の初参りや七五三はここで行った。初詣もここへ来ることが多い。
写真は境内を流れる川の両岸を埋め尽くすように咲き乱れる八重山吹(4月下旬)である。観光で来られるなら、山吹の咲く頃がいい。 同じ頃に神幸祭があり、桂川の西から東へ神輿を乗せた「船渡り」の神事が執り行われる。
平安遷都後、賀茂・松尾の二神は「花鬘」をもって祭られ、松尾祭りも一名「葵祭り」という。
Posted by koyuki at 07:00│Comments(0)
│京都の庭園
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