2015年05月24日
妙覚寺の紅葉
京都市の案内によると「妙覚寺は日蓮宗京都十六本山の一つで妙顕寺、立本寺とともに三具足山といわれ、北龍華と呼ばれている」。
開山は日像聖人。1378年に龍華院日実聖人が四条大宮の妙覚の地(四条大宮)に創建した。
写真の大門は豊臣秀吉が建てた聚楽第の裏門であったものを移築したと伝えられる。 本瓦葺、切妻造の薬医門で、特色として左右にくぐり戸を配し、長い袖塀をもつ。
大門から本堂までは長い石畳の道が伸びている。途中に向日葵の花が咲いていた。
本能寺の変のときは、信長の嫡男信忠の宿所(二条衣棚に移っていた)となり、明智光秀に襲われて炎上している。
この後、秀吉によって、現在の地に移された。
信長の岳父(舅)・斉藤道三は若い頃この寺で修行していたということもあり、信長も度々ここを京都の宿所とした。
信長はなぜか京都には城もしくは館を建てなかった。これが後に災いすることになる。
境内の墓地には狩野元信、永徳の墓もある。
この辺りは日蓮宗の大寺、妙顕寺、本法寺、妙蓮寺があり、宝鏡寺、報恩寺など寺が多い。また、小川通りを下って行けば、縦の目が細い千本格子の京都の町屋も見られる。 そんな事もあって、私はこの辺りを散策するのが好きだ。
本法寺や報恩寺の山門の前には石橋がある。だが、今は名残りであり、小川は埋め立てられてない。
その昔、この小川を挟んで、応仁の乱が繰り広げられた。
〒602-0007京都府京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135
Posted by koyuki at 07:00│Comments(0)
│京都の庭園
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