光明寺の紅葉

koyuki

2015年05月17日 17:58


 西山浄土宗総本山光明寺。ここは、平安末期に源頼朝に仕えて活躍した武将・熊谷直実が建立した寺である。
 直実は平氏との一ノ谷の戦いにおいて、敵将・平敦盛を討ち取った。
 その後は、息子と同じ16歳の敦盛を討ったことから無常を感じ、それをきっかけとして出家、法然に帰依し、敦盛の菩提をともらった。
 このくだりは、平家物語や歌舞伎の「熊谷陣屋」、新渡戸稲造の「武士道」でも語られている。
 春は桜、秋は紅葉の景勝地としても知られている。特に紅葉の時期、総門を入って、表参道横の薬医門を経て玄関へ通じる「もみじ参道」は美しい。紅葉寺とも称される。11月下旬頃が見頃となる。
 紅葉まつりは毎年、11月15日・16日に行われる。
 写真(2004年)はもみじ参道の紅葉。他より見頃が遅いところだ。

 〒617-0811 京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1

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