2015年06月20日
醍醐寺
真言宗の宗祖・弘法大師の孫弟子にあたる聖宝・理源大師が874年に醍醐山上に草庵を結び、観音像を彫刻して堂宇に安置したのが始まりとされる。
開創後、醍醐、朱雀、村上の三帝の深い帰依によって、次第に堂塔が建立され、951年には五重塔が完成。
左の写真は金堂から五重塔を眺めたところ。五重塔は京都府下では最古の建造物である。
三宝院を拝観する場合は拝観料が必要だが、境内は自由に(無料)散策できる。三宝院内は撮影禁止であった。
三宝院の庭園は豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して、自らが基本設計をした庭であり、桃山時代の華やかな雰囲気を伝える。
山内は三宝院、五重塔等がある下醍醐と、ここから約1時間かけて山道を登ったところにある上醍醐に分かれる。
秋には三宝院にて毎年大菊花展が催される。 霊宝館では、国宝・重文約4万点、寺宝10万点以上に及ぶ貴重な文化財が保存、展示されている。
〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
Posted by koyuki at 07:00│Comments(0)
│京都の庭園
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