2013年11月24日
常照寺の庭

都の六条三筋町の廓に、天下の名妓として一世を風靡しその才色兼備を謳われた島原の二代目吉野太夫が寄進した朱塗りの赤門、茶室遺芳庵がある。
毎年4月の第3日曜(桜の頃)には、名妓慰霊のため島原の太夫道中による墓参、供茶法要(吉野太夫花供養)が行われ、境内随所に野点茶席が設けられて京の名物行事となっている。
吉野は和歌、連歌、俳句、書、茶湯、香道、音曲、囲碁と諸芸に秀で、その美貌は唐の国にまで知れたという。夫の豪商灰屋も文学、趣味の豊かな粋人で二人のロマンスは後生演劇、歌舞伎に戯曲化されて有名である。
境内も茶室遺芳庵も山の深い緑に囲まれている。 4月の桜の頃以外は静かなところである。 近くには光悦寺、源光庵がある。
〒603-8468 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1
タグ :洛北
2013年11月23日
新梅田食道街のおでん屋


2013年11月17日
天授庵の紅葉

やはりここも応仁の乱で焼失し、その後細川幽斎によって再建された。 京都の寺だけに限ったことではないのだろうが、文化財(寺)の歴史は火災との戦いでもある。
また、京都の大きな寺院は、元は天皇の御所跡であることが多い。 ここ南禅寺もまた、亀山天皇の離宮であった。
写真は、三門の上から天授庵の庭を眺めたところです。
冬の雪景色に薄紅色の梅も凛としていていいが、ここの紅葉はまた格別である。しばし、方丈の縁に腰掛けて日の暮れかかる庭を眺めていた。
方丈から書院南庭へ小道を通って抜けると池があり、ここもまた紅葉していた。池はかなり大きい。南庭は池泉回遊式の庭園である。
南庭の後ろは竹が植えられている。 南北朝の古庭らしい高雅さを感じさせる。
最近、JR?のポスターでも使われていた。
〒606-8435京都府京都市左京区南禅寺福地町
京都の庭園HPから少しずつ、こっち(ブログ徒然3)に移行中です。あっちは有料サイトなので。ペコッ

タグ :洛東
2013年11月16日
かすうどん

そう言えば、以前、東京の中目黒でかうすどんを食べたことがあった。->かすうどん田中
2013年11月10日
円通寺の借景

皇室の祈願所として後水尾天皇以降の歴代皇族の御尊碑が皇室ゆかりの殿舎である御幸御殿に祀られている。
庭園は枯山水平庭で四季折々の風情があじわえる。 京都にあった借景庭園は町が近代化していくに伴って、ことごとく姿を消していった。ここは京都の街中からはかなり離れているので、大丈夫だろうと思っていたが、そうでもないらしい。
実はこの寺の庭は撮影禁止であった。 過去形なのは、近年開発が進み、この借景も姿を変えてしまう。これを惜しんで撮影が許可されたのである。誠に残念である。
寺の内(庭園)から見える借景としての比叡山は杉とヒノキの木立を通して見えている。
〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町389
タグ :洛北
2013年11月09日
空飛ぶうどん?!

ここも前から気になっていた店でしたが、近くに行く機会があったので、途中下車して訪問。 麺は思っていたより細麺だったが、伸びのある麺でした。 次回は、とり天ぶっかけか、とり天かけかな。
2013年11月04日
実相院の庭

客殿、御車寄せ、四脚門は、東山天皇の中宮、承秋門院の旧殿を移築(1721年)したもの。
内部には京・江戸狩野派の襖絵が集結する。国宝に指定されている後陽成天皇直筆の「仮名文字遣い」や後水尾天皇直筆の掛け軸など皇室ゆかりの寺宝も多い。
善阿弥の孫である又四郎が、桃山時代に作庭した池泉回遊式庭園。 作庭当時は現在の約二倍の広さがあった。
池の中央に大きな自然石の沢渡りがあるが、これなどは桃山時代の豪壮な風趣がよく現れ、後背に見える椎の大木が、幽遂閑雅な静寂浄土を偲ばせると云われる。
夏に訪れると、手水鉢にからみつくように咲くシュウカイドウ(秋海棠)、池の周りに咲くダイモンジソウ、反り返る花びらが愛嬌を添えるヤマホトトギスなどが見られる。 秋の紅葉も格別である。
近くには岩倉具視の旧邸(鄰雲軒)がある
タグ :洛北
2013年11月03日
東北まるごと弁当

2013年11月02日
京都牛膳
